3連複・3連単の効率的な買い方

皆さんは3連複・3連単の払戻率をご存知ですか?3連複の払戻率は75.0%、馬単の払戻率は72.5%となっています。

それに対して、単勝・複勝の払戻率は80.0%です。つまり、もしそれぞれの馬券をランダムに買い続けた場合、単勝・複勝の方が回収率が高くなります。

しかし、実は3連複・3連単には回収率100%を超える組み合わせが存在することが分かっています。そのため、買い方を工夫するだけで、回収率の底上げを図ることが可能なのです。

今回は3連複・3連単の効率的な買い方について、統計的データを基に解説していきます。

対象レース

まず、対象とするレースを次のように定めます。

  • 期間:2015〜2020年
  • クラス:重賞
  • コース:芝
  • 距離:1400m以上
  • 出走頭数:15頭以上
  • 除外:3着以内に同着があるレース

※距離を1400m以上としている理由はこちらの記事をご参照下さい。

※出走頭数を15頭以上としている理由はこちらの記事をご参照下さい。

さらに、人気を1〜3、5〜8、9〜14の3つに分けて、それぞれの組み合わせごとの馬連・馬単の回収率を算出しました。

3連複の回収率

※以下1番人気=①と表記します。

①②③-①②③-⑤⑥⑦⑧の回収率は101.1%、①②③-①②③-⑨⑩⑪⑫⑫⑬の回収率は103.8%と非常に高いことが分かります。

2つの組み合わせには、人気馬が2頭含まれているという共通点があります。これが回収率アップの秘訣です。

ちなみに、4番人気を無視しているのには理由があります。次の表をご覧下さい。

このように、4番人気を絡めた3連複は軒並み回収率が低いです。そのため、検証に際して4番人気は対象外としています。

3連単の回収率

少し見辛いですね。2・3着が入れ替わっただけの組み合わせはまとめてみましょう。

①②③→①②③→⑤⑥⑦⑧の回収率は76.2%

①②③→⑤⑥⑦⑧→①②③の回収率は97.4%

⑤⑥⑦⑧→①②③→①②③の回収率は129.5%

合わせると回収率101.0%となります。

3連複①②③-①②③-⑤⑥⑦⑧の回収率は101.1%ななので、ほぼ同じですね。どちらかと言うと、払戻金のバラつきが少ない3連複の方が回収率が安定して良いと思います。

また、①②③→①②③→⑨⑩⑪⑫⑬⑭の回収率は114.2%、①②③→⑨⑩⑪⑫⑬⑭→①②③の回収率は126.5%、合わせると回収率120.3%となります。

3連複①②③-①②③-⑨⑩⑪⑫⑬⑭の回収率103.8%なので、9番人気以下を絡めるときは、3連単を使った方が良いことが分かります。

圧倒的1番人気がいる時の3連単

競馬は何が起こるか分かりません。単勝1.1倍の圧倒的1番人気でも負けることはあります。しかし、負けるといっても、2着は確保することが多いですよね?

そこで、確実に連対すると思われる1番人気がいる時は、3連複ではなく3連単を使った方が効率的です。例えば、次のように印を付けたとしましょう。

  • ◎ 1番人気 ① ← 単勝1.1倍
  • ○ 2番人気 ②
  • ▲ 6番人気 ⑥
  • △ 7番人気 ⑦
  • ☆ 10番人気 ⑩

回収率の高い3連単の組み合わせに沿うと、次のように買うことになります。

  • ①②→①②→⑥⑦⑩ 6点
  • ①②→⑥⑦⑩→①② 6点
  • ⑥⑦→①②→①② 4点
  • 合計16点

この買い方は①が3着になることを考慮しています。その可能性を排除して、①が連対することを前提とした3連単を買うとこうなります。

  • ①②→①②→⑥⑦⑩ 6点
  • ①→⑥⑦⑩→② 3点
  • ⑥⑦→①→② 2点
  • 合計11点

このテクニックを使えば、無理なく点数を抑えることができます。

まとめ

3連複・3連単の回収率の高い組み合わせは次の通りです。

  • 【3連複】
  • ①②③-①②③-⑤⑥⑦⑧:回収率 101.1%、①②③-①②③-⑨⑩⑪⑫⑫⑬:回収率 103.8%
  • 【3連単】
  • ・①②③→①②③→⑤⑥⑦⑧:回収率 76.2%
  • ・①②③→⑤⑥⑦⑧→①②③:回収率:97.4%
  • ・⑤⑥⑦⑧→①②③→①②③:回収率:129.5%
  • →合わせると回収率 101.0%
  • 【3連単】
  • ・①②③→①②③→⑨⑩⑪⑫⑬⑭:回収率 114.2%
  • ・①②③→⑨⑩⑪⑫⑬⑭→①②③ :回収率 126.5%
  • →合わせると回収率 120.3%

管理人は出来るだけこの形を意識して馬券を買うようにしています。ただし、この統計はあくまで「出走頭数15頭以上」の「芝1400m以上」の「重賞レース」における傾向です。条件が一つでも違うと傾向も変わってしまうので、ご注意下さい!